関西次世代ロボット推進協議会とは

関西次世代ロボット推進協議会とは、家電販売店主や個人投資家などで構成されるAI研究サークルです。 最近は、チャットGPT(ChatGPT)を使った経済の予想・診断に力を入れています。 当サイトは、AIの研究や検証を目的としています。 特定の商品やサービスを推奨するものではありません。

ロボットの起源

関西学院大学の奥野卓司氏(名誉教授)のコラムによると、ロボットの起源は、チェコの戯曲だとされます。

チェコの劇作家、カレル・チャペックの戯曲「ロッサム万能ロボータ会社」に、ロボータが登場します。このロボータは今のロボットと違って、やわらかい皮膚をした人造人間(アンドロイド)でした。それでも人間の奴隷として働きます。「ロボータ」とは、ギリシャ語で「労働」という意味らしいです。

実際、ロボットは、人間の生産を助ける目的で開発されてきました。動物の動く仕組みが研究されて、ロボットの動力装置の開発のヒントになりました。

アイザック・アシモフのSFや鉄腕アトムのように、ロボットは長らく人間の形を念頭に考えられてきました。しかし、そのうち、工場でモノを生産するのに、人間の形をしている必要はないということになりました。例えば、産業用ロボットやマニュピレーターは、腕だけの製造機械になりました。

ロボットの歴史

紀元前
8世紀年
ホメロスが著した叙事詩「イーリアス」に最古のロボットとして「黄金の少女」などが登場
紀元前
3世紀
ギリシャ神話に青銅の巨人「ターロス」が登場
18-19
世紀
日本やヨーロッパでゼンマイなどを利用したからくりの機械や人形が作られる
1920年 カレル・チャペックの戯曲「RUR」で初めて「ロボット」という言葉が登場
1950年 アイザック・アシモフのSF小説「われはロボット」でロボット3原則を提唱
1952年 漫画「鉄腕アトム」(手塚治虫)連載開始
1968年 映画「2001年宇宙の旅」公開
1969年 川崎重工業が国産初の産業用ロボット「ユニメート」を生産開始
1970年 漫画「ドラえもん」(藤子不二雄)連載開始
1973年 早稲田大が世界初のヒューマノイド「WABOT-1」を開発
1999年 ソニーが初代ペットロボット「AIBO」を発売
2000年 ホンダが二足歩行のヒューマノイド「ASIMO」を発表